今回はこういった悩みを解決します。
今回はギターの指板(フィンガーボード)を抑える手について解説していきます。
本記事の内容
ギター筋トレの効率化グッズ
結論
本記事の信頼性
ギターに筋トレは必要?
もしあなたが一流のミュージシャンを目指し、全国をライブツアーでまわるような人になるのであれば筋トレは必要です。
しかも全身を鍛えて体力をつけておいた方がライブパフォーマンスは良くなるでしょう。
この記事ではあくまで趣味レベルで、だけども効率よくうまくなりたいという方向けに提案していきます。
冒頭の結論にも書いたとおり、運指向上に必要なのは握力です。
握力も鍛えすぎは良くないですが、必要な部分を適切に鍛えれば運指の向上が期待できます。
本当に握力が必要なの?
ギターでは「フィンガーボードを押さえる」ので握る力=握力が必要なんだ!ということはイメージできますね。
こういう商品見たことありませんか?
ギターキッズであれば一度くらいはこれを見て「これなら指めっちゃ鍛えられそうやん!」ってワクワクしますよね。
このようなものが商品化されるくらいギター弾きにはやはり握力が重要だということがわかります。
握力の分類
ここで握力の働きについて考えましょう。
握力には主に次の4つに分類されます。
②つまむ力
③ホールドする力
④開く力(拮抗筋)
本当に握力が必要?(2回目)
自分の手をグッと握るとどこに力が入っていますか?
腕の内側の筋肉が硬くなりませんか?
今硬くなっている筋肉は総称して「前腕屈筋群」と言われ、手首や指を曲げるために使われる筋肉です。
もちろん手を握れば外側の筋肉も硬くなりますが、バリグリップなどのハンドグリップ系のグッズでより鍛えられるのは腕の内側の筋肉です。
ギターを持ってひたすらトリルをしてみてください。
動かなくなりました?
もう限界というところまできたら、自分の腕でどこが痛いか確認してみてください。
/
腕の外側が痛みませんか?
\
今痛んでいるところは「前腕伸筋群」と言われ、手首や指を伸ばす、開くために使われる筋肉です。
この実験で腕の外側が痛いというところから、ギターに必要な筋肉は握るよりも開く力ということがわかります。
ギターの運指に必要な筋肉を効率よく鍛えるグッズ
僕が実際に愛用しているグッズを紹介します。
①パワーボール
パワーボールといえば、ドラゴンボールでベジータが大猿になるために月を作るときに出したあれ、、、、
ではなくてですね・・・
僕が愛用しているWILDERの「リストトレーナー」は現在販売していないので、同性能のこちらを紹介します↓↓
丸い構造の中にさらに丸い物体が入っており、中のボールを回した遠心力によって腕に負荷をかけていきます。
使用すると数分で腕がパンパン。
このパワーボールでは腕の内側も外側も鍛えることができます。
②グリップセイバー
医師が開発したこの「グリップセイバー」は医療現場でも使われており、指を開く力(拮抗筋)を鍛えるのに最適です。
グリップセイバーで鍛える前と後でフィンガリングの滑らかさの違いを実感できると思います。
ちなみにハードタイプを使用しています。
③フィンガートレーナー
こちらは使用していませんが、グリップセイバーのお手軽版で紹介しておきます。
ギター運指に必要な筋肉を効率よく鍛える方法:まとめ
いかがでしたか?
ギター運指の向上には握力が重要ですが、握力の中でも「開く力」が大切だということがわかりました。
②ギター運指には握力が大事
③握力の中でも「開く力」を鍛えると効果的
④パワーボール、グリップセイバーならすきま時間で鍛えることができる