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ANGRAのおすすめ曲
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この記事を読むことでANGRAのおすすめ曲がわかり、ブラジルの熱き魂を感じることができるでしょう。
ANGRA(アングラ)とは?
New album coming soon pic.twitter.com/SC3nbqJoWG
— Angra (@angraofficial) December 5, 2017
ANGRA(アングラ)は、1991年に結成されたブラジルのメタルバンドです。
バンド名の由来はブラジル神話の「火の女神」であり、現在ブラジルのメタルバンドとしては日本で最も有名なバンドでしょう。
王道なメロディックスピードメタルにクラシックの要素が付加され、キコ・ルーレイロとラファエル・ビッテンコートの高速ツインギターがかっこいいバンドです。
ボーカルのアンドレ・マトスは他バンド(Vaper)の成功で日本でも有名だったため、1993年に発売されたANGRAデビュー作の「Angels Cry」は新人では異例の10万枚を越える大ヒットを記録しています。
ANGRA(アングラ)の音楽性
Lione mandando aquele remelexo envolvente no Japão enquanto Rafa e Marcelo fritam sem pena 🔥
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(📸: Aki Fujita Taguchi) pic.twitter.com/wC2njtiCqD— Angra (@angraofficial) November 19, 2018
前述しましたが、ANGRAの音楽性は基本的にはメロディックスピードメタル、メロディックパワーメタルにクラシック要素を融合させたものです。
しかし、長年アルバムを聴いているとバラードもあり民族音楽ありジャズありフラメンコありと幅が広い。
歌では合唱曲のように厚みのあるコーラスを多用する曲もあり、ファンの間では「聖歌」と言われるキラーチューンもある。
ANGRA(アングラ)のメンバー
CONFIRMADA PARTICIPAÇÃO DE LUAN SANTANA DO METAL NA OMNI TOUR 2017 pic.twitter.com/ME1aYgMWn2
— Angra (@angraofficial) September 27, 2017
Gt.ラファエル・ビッテンコート(一番右)
Gt.マルセロ・バルボーザ(一番左)
Ba.フェリペ・アンドレオーリ(左から2番目上)
Dr.ブルーノ・ヴァルヴェルデ(右から2番目上)
ANGRA(アングラ)の元メンバー
アンドレ・マトス
【訃報】6/8(土)、元ANGRAのヴォーカリスト、アンドレ・マトスが急逝しました。47歳でした。(写真はANGRAのインスタグラムより)
Carry Onはじめ、彼が遺した名曲はこれからも語り継がれていくことでしょう。どうか安らかに。
Legendary metal singer Andre Matos, may his soul rest in peace... pic.twitter.com/8Ik2LISKJk
— VICTOR ROCKS (@victor_rocks) June 8, 2019
ANGRAで1991年~2000年までボーカルだったアンドレ・マトスはきれいなハイトーンヴォイスが特徴です。
Twitterからもわかるように2019年6月8日に心臓発作で47歳という若さで急逝しました。
今後彼の歌声が聴けなくなるのは残念でなりません。
キコ・ルーレイロ
キコ・ルーレイロの新ソロ『OPEN SOURCE』がリリース、ゲスト参加曲の真相などを語るhttps://t.co/3m3t9xGx2t
ヤング・ギター8月号のキコ特集には未掲載のインタビュー。マーティ・フリードマンやマテウス・アサトが参加した楽曲などを語ります。https://t.co/OiiaZuPkJU#KikoLoureiro pic.twitter.com/0ATg1I3HSw
— YOUNG GUITAR【9月号『Tak Matsumoto』特集】 (@young_guitar) July 22, 2020
キコ・ルーレイロは1993年~2014年までANGRAで活動した中心的人物。
ギターキッズの中では「アングラと言えばキコ・ルーレイロ」「キコ・ルーレイロと言えばアングラ」という方程式ができるくらい影響力のあるプレイスタイルと技術の高さで聴くものを虜にしました。
正確無比な超高速ギタープレイは是非一聴していただきたい。
現在ではMEGADETH(メガデス)のギタリストとして活動しています。
エドゥ・ファラスキ
Angraのエドゥファラスキは相当イケメンだと思います pic.twitter.com/PTaYbHjmkB
— たいが@MMXX1/10 (@V_H_La) August 16, 2016
ANGRAを語る上で外せない人物がもう一人、エドゥ・ファラスキです。
2001年~2012年までのボーカリストであり、イケメンかつ高音がのびやかで歌もうまい。
エドゥ加入後に発表された4thアルバム「Rebirth」、5thアルバム「Temple of Shadows」はアングラの中でも最高傑作との呼び声も高いですね。
ANGRA(アングラ)のおすすめ人気曲ランキングトップ10
10位 「The Voice Commanding You」
2006年発売の6thアルバム「Aurora Consurgens」の2曲目。
ここで言いたいことはとにかくイントロがかっこいいということ。
歌はあまり良くないと思うが、バックの演奏がかっこ良すぎたので10位にランクインさせました。
9位 「Bleeding Heart」
2001年発売の4thアルバム「Rebirth」の11曲目。
実はこのアルバムの前にボーカルのアンドレ・マトスを始め、ベースもドラムも脱退してしまいバンド存続の危機に陥っていたが、なんとかメンバーを集めて再起をかけた想いがアルバムタイトルに滲み出ている。
そのアルバムの中の日本語版ボーナストラックとして収録されているこの曲は心に染みるバラード曲である。
メタルバンドとは思えないポップなメロディーセンスとエドゥ・ファラスキの歌声は必聴。
8位 「The Temple of Hate」
2004年発売の5thアルバム「Temple of Shadows」の6曲目。
メロディックパワーメタルを作ったと言っても過言ではないカイ・ハンセンがボーカルでゲスト参加していることでも話題に。
イントロからテンションの高いツインギターから疾走するANGRAらしい一曲。
7位 「Speed」
1998年発売の3rdアルバム「Fireworks」の10曲目。
僕がギターを始めてすぐに出会ったアルバムであり、ギターのかっこよさに感動した曲。
この曲のイントロはめちゃくちゃ練習しましたねぇ。
必聴ポイントはギターソロ後半の3連符から16分音符に切り替わるところとアウトロの弾きまくりキコ・ルーレイロ。
6位 「Light of Transcendence」
2018年発売の9thアルバム「Omni」の1曲目。
現時点での最新アルバムであり、レコーディングメンバーにキコ・ルーレイロの姿はないがそれでもANGRAらしい曲だ。
ギターのマルセロ・バルボーザもテクニカルでキコ・ルーレイロに引けを取らない。
そして何より2013年からANGRAのボーカルとして加入しているファビオ・リオーネが化け物である。
元はRhapsodyで活躍していたが、結論から言うとエドゥ・ファラスキよりもさらに歌がうまい。
とりあえず聴いてみよう。ちょっとサビの「ユニバース」ってところが気になっちゃうけど・・・
5位 「Black Hearted Soul」
2014年発売の8thアルバム「Secret Garden」の2曲目。
ボーカルにファビオ・リオーネを迎えて制作された最初のアルバムであると同時にギタリストのキコ・ルーレイロ参加の最後のアルバムである。
ANGRAらしいストレートな疾走曲であり、近年のANGRAの中では印象に残る曲だ。
ファビオ・リオーネのボーカルはさすがである。
4位 「Perfect Symmetry」
2014年発売の8thアルバム「Secret Garden」の9曲目。
イントロのギターからソロまでテンションの高いテクニカルなプレイでキコ・ルーレイロ全開の楽曲である。
ファビオ・リオーネのボーカルが余力を残してる感があるのが少し残念なところではある。
3位 「Nova Era」
2001年発売の4thアルバム「Rebirth」の2曲目。
アンドレ・マトスの脱退により「ANGRAは終わった」とまで言われることもあったが、見事に「Rebirth(再生)」した。
イントロのSEからつながる「Nova Era」は実質このアルバムのオープニングナンバーである。
タイトルの「Nova Era」は「新しい時代」という意味があり、バンドの再出発としてもふさわしい名曲に仕上がった。
これぞANGRA!の代表曲だ。
エドゥ・ファラスキのボーカルはアンドレ・マトスよりも安定感があり、安心して聴いていられる。
2位 「Carry On」
1993年発売のデビューアルバム「Angels Cry」の2曲目。
シューベルトの交響曲第7番「未完成」を用いたSEから始まるこの曲は実質オープニングナンバーである。
デビュー作でいきなりこんな曲を出すバンドなんて驚異的すぎる。
ほぼ30年前の曲になるけど今だに色あせることなく語り継がれる名曲。
今聴いてもかっこいい。イントロからしびれる。
アンドレ・マトスのボーカルは線が細く、高音がどことなく危なげな印象だがこれはこれでクセになる。
1位 「Spread Your Fire」
2004年発売の5thアルバム「Temple of Shadows」の2曲目。
こちらも1曲目のSEからの流れの2曲目のため実質アルバムのオープニングナンバー。
全てにおいてかっこ良すぎるので言うことなし。
イントロのかっこよさもさることながらコーラスワークも素晴らしい。
エドゥのボーカルも曲にめちゃくちゃ合っている。
ギターソロでは正確無比な超高速ツインギターで脳汁崩壊。
ANGRA(アングラ)のおすすめ人気曲ランキングトップ10:まとめ
ANGRA(アングラ)のおすすめ人気曲ランキングはいかがでしたでしょうか?
メンバーチェンジが日本に比べ頻繁に行われている海外バンドですが、ANGRAというバンドを今も存続してくれてほんとありがたい。
今後はファビオ・リオーネの加入によりシンフォニック感が強めに出てきているけど、ボーカルをより生かした曲作りに期待したいと思います。
2位 「Carry On」
3位 「Nova Era」
4位 「Perfect Symmetry」
5位 「Black Hearted Soul」
6位 「Light of Transcendence」
7位 「Speed」
8位 「The Temple of Hate」
9位 「Bleeding Heart」
10位 「The Voice Commanding You」