ペルーのメタルバンドNAUTILUZ(ノーチラス)のおすすめ曲
2009年から活動しているバンドですが、今だにフルアルバムは1枚しかリリースされていません。
完成度も高く、演奏レベルも高く、楽曲センスも素晴らしいのに知名度だけが圧倒的に低いもったいないマイナーなバンドであります。
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NAUTILUZ(ノーチラス)について
NAUTILUZ(ノーチラス)は2009年、南米はペルーで結成されたメロディックパワーメタル/メロディックスピードメタルバンドです。
1stEPでSTRATOVARIUS(ストラトバリウス)の名曲「Black Diamond」をカバーしたことにより地元ペルーで大きな話題となりました。
現在2013年に発売したデビューアルバム「LEAVING ALL BEHIND」と2019年に発売したシングル「IN SILENCE」が音源としてあります。
NAUTILUZの音楽性
NAUTILUZ(ノーチラス)の楽曲はデビューアルバムで打ち出した通り、南米出身でありながら北欧メタルのような透明感や哀愁がありクラシカルでストレートなメロディックパワーメタル/メロディックスピードメタルが聴けます。
彼ら自身、北欧のSTRATOVARIUSや大御所HELLOWEENの影響を公言しています。
HELLOWEENやSTRATOVARIUSに関してはこちらの記事を参照してみてください。
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デビューアルバムのクオリティが高すぎる
2011年から開始したデビューアルバムのレコーディング中にボーカルのメンバーチェンジがあるなど困難が多々あった。
しかし、ペルーの敏腕プロデューサーだったアドルフォ・ガッソによりミックス、マスタリングされた音源はとても新人とは思えないクオリティで完成したのだ。
海外のリアクションも絶好でSTRATOVARIUS、初期SONATA ARCTICAのエッセンス満載だ!とメロパワ/メロスピファンは狂喜乱舞だ。
SONATA ARCTICAについてはこちらの記事を参照してみてください。
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デビューアルバムの敏腕プロデューサー:アドルフォ・ガッソ
デビューアルバム「LEAVING ALL BEHIND」が新人離れした完成度のアルバムになったのはメンバーの力量もあるがプロデューサーアドルフォ・ガッソの力も大きい。
デビューアルバムレコーディング開始の8年後、そのプロデューサー自らボーカリストになるなんて当時想像もつかなかったわけですが・・・。
NAUTILUZ(ノーチラス)の現メンバー
- Vo.Adolfo Gazzo(右から3番目)
- Gt.Diego Chacaliaza(左から2番目)
- Gt.Luis Saenz(2020年新メンバー)
- Key.Renzo Huanuco(真ん中)
- Ba.Jose Antonio Gazzo(右から2番目)
- Dr.Guillermo Anticona(一番右)
デビューアルバム発売以降音沙汰なく6年経った2019年に突如公式Twitterとインスタグラムに「WE ARE BACK」と更新され、衝撃の楽曲と共に復活しました。
ですが、この「WE ARE BACK」の投稿からギターが一人代わっています。
ちなみにボーカルのアドルフォ・ガッソとベースのホセ・アントニオ・ガッソは兄弟です。
NAUTILUZ(ノーチラス)のおすすめ曲5選
それでは早速のNAUTILUZ(ノーチラス)のおすすめ曲を紹介していきます。
と言っても曲数が少ないので厳選した5曲をピックアップします。
5位「Black Diamond」
言わずと知れたSTRATOVARIUSの名曲「Black Diamond」のカバー曲。
デビュー前の2010年にリリースした3曲入りEP「Chasing The Light」に収録されている。
STRATOVARIUSを本当にリスペクトしているんだなと伝わってくる演奏で、無駄なアレンジをせず原曲に忠実にカバーしている。
個人的にはサビのコーラスをもっと分厚くして欲しかったかな?
4位「Under The Moonlight」
デビューアルバム「LEAVING ALL BEHIND」のイントロから続くオープニングナンバーである2曲目。
イントロからツインギターにキラキラのキーボードが絡むプレイはまさに北欧スタイル。
メロパワ/メロスピファンの心を掴むには充分な楽曲だ。
3位「The Mirror」
デビューアルバム「LEAVING ALL BEHIND」の4曲目。
ダークな雰囲気でタイトでキレの良いリフから始まる曲だが、45秒~曲調が変わりギターとキーボードのクラシカルな高速ユニゾンが印象的な疾走曲となっている。
ギターは随所にイングヴェイ風のスウィープを絡めてきて非常にテクニカルだ。
当時のボーカルのセバスチャン・フローレスのボーカルも高音で細くなることなく力強いハイトーンを聴かせてくれる。
楽曲の構成もさることながら歌メロも素晴らしい。
2位「Leaving All Behind」
デビューアルバム「LEAVING ALL BEHIND」の11曲目。本編ラストを飾るタイトルトラックである。
完成度が高く捨て曲がないデビューアルバムの中でも一際輝く楽曲である。
アコースティックギターの悲しめなアルペジオではじまるが、すぐに典型的なメロスピを聴かせてくれる。
サビの哀愁たっぷりのメロディーにハイトーンボーカルはいかにも日本人好み。
聴けば聴くほど北欧のバンドなのでは?と勘違いしてしまうプレイスタイルであり、この曲でもギターとキーボードのクラシカルなユニゾンが聴ける。
1位「In Silence」
2019年、デビューアルバム発売から6年間沈黙していたNAUTILUZ(ノーチラス)だがメンバーチェンジを経て突如として発表されたシングル。
全てが最高の一言。
まさにセカンドインパクト!
デビューアルバムでは北欧感の強いメロスピだったが、このシングルでは南米色も高いレベルで融合されており同じ南米出身のANGRA(ブラジル)の影響が強く出ているように感じる。
ギターもリフ、バッキングからソロに至るまで元ANGRAのキコ・ルーレイロを彷彿させるギタープレイの数々は見事としか言えない。
そして特筆すべきは新ボーカリストのアドルフォ・ガッソ。
デビューアルバムの敏腕プロデューサーの彼である。
これだけ歌えるならデビューアルバムでボーカル探してた時に歌ってあげれば良かったのに。。
声質もかっこいいし、高音も問題なく伸びやかにきれいに出ている。
「In Silence」はこの一曲だけで、デビューアルバム以上の衝撃があり、現メンバーでの2ndアルバムの発売が待ち遠しくてたまらない。
個人的にこの「In Silence」はこの手のジャンルで2019年ベストチューンだ。
ANGRAに関してはこちらの記事を参照してみてください。
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NAUTILUZ(ノーチラス)のおすすめ曲:まとめ
本記事では、南米ペルー出身のメロパワ/メロスピバンド「NAUTILUZ(ノーチラス)」について紹介してきました。
キャリアは長いですが、なかなか音楽活動に恵まれていないようです。
質の高いメタルを聴きたいのであれば是非一聴していただきたい。
特に上位2曲は別格です。
2位 「Leaving All Behind」
3位 「The Mirror」
4位 「Under The Moonlight」
5位 「Black Diamond」
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