セルフメディケーションが推し進められているご時世ですが、
ドラッグストアに行くと薬がたくさんあってどれがどれなんだかわかりませんよね。
何かの体調不良の時、かけつけたドラッグストアで薬剤師や登録販売者の店員に声をかけて最善の薬を選んでもらうのがベストだと思いますが、
急いでたり店員が忙しそうで捕まらなかったりで思い通りにいかないこともありますよね。
そこで本記事では、風邪をひいてしまった時の市販薬のおすすめを紹介していきます。
「店員さん忙しそうだし自分で選ばないとなぁ・・・」
「風邪薬欲しいけど種類が多すぎてわからない。」
「店員さんに質問したいけどちょっとそんな時間ない!」
「熱が出たけどどの風邪薬が良いの?」
「風邪薬は何か併用しても良いの?」
などの疑問に対して、現役薬剤師であるこじまる(@cojiemon)が本気でおすすめする市販の風邪薬を紹介したいと思います。
この記事を読んでいただければ、自分の症状に合わせて適切な市販薬を選ぶことができるようになります。
結論としては、市販の風邪薬は今ある症状に合わせて使用することで最大限の効果を期待できます。
そもそも風邪とは何なのか?
前回の記事(ウイルスと細菌の違い)でも触れましたが、風邪とは「風邪症候群」のことであり、
鼻やのどの上気道と言われる部分の急性炎症の総称です。
そして風邪の原因は80~90%がウイルス、残りの数%が細菌などウイルス以外です。
原因がウイルスの風邪だと治す薬はありません。
いかに風邪といえども、高熱が出たり・咳が続いたり・鼻水が出たりの状態が続くと人間誰でもしんどくなるし体力も消耗します。
体力が消耗してしまうと、抵抗力も落ちてしまい、肺炎などの二次感染を起こしてしまいかねないので、
症状を抑える目的で風邪薬は使用します。
発熱も咳も鼻水も体がウイルスに抵抗している防御反応のため無理に抑えないほうが良いという側面もありますが、
そこは症状の度合いによって判断していく必要があります。
市販の風邪薬の選び方は?
では実際に風邪をひいたときにどうやって風邪薬を選んでいけば良いのか?
ここ数年で医療は発達し、風邪薬も高機能なものが増えてきました。
なので、症状別に風邪薬を選ぶことができれば何も問題ありません。
今ひいている風邪で一番辛い症状は何ですか?
熱ですか?咳ですか?鼻水ですか?喉の痛みですか?倦怠感ですか?全部ですか?
その症状に応じて風邪薬(総合感冒薬)を選んでいきましょう。
ではでは早速おすすめの風邪薬(総合感冒薬)を紹介していきます。
薬剤師がおすすめする市販の風邪薬(総合感冒薬)
基本的にはどの風邪薬を選んでいただいていても全部の症状に効きます。
ですが、そんなことを言ったら本末転倒なので、その中でも特におすすめな風邪薬を紹介していきます。
①熱が高い風邪とき
解熱鎮痛成分のイブプロフェンが医療用と同等でMAX配合。
熱が高くてつらいときはこちらをお試しください。
②咳がひどい風邪のとき
咳止め関連の成分が5種類も入っている。どう見ても5種類入っている。
これで咳が止まらなきゃ病院へ行きましょう。
③鼻水がひどい風邪のとき
ここは各メーカー大差はない印象。その中でもこちらをおすすめする。
④のどの痛みがひどい風邪のとき
パブロンエースPROと同じく解熱鎮痛成分のイブプロフェンの配合量が医療用と同等。
プラス消炎剤のトラネキサ酸配合でよりのどの痛みに対して特化した風邪薬といえる。
⑤全部ひどい!こじらせた!というとき
この時は①のパブロンエースPROか④のコルゲンコーワTXαで問題ないです。
補助的にのどスプレーやトローチ、栄養ドリンクなんかを使用して、栄養しっかりとってゆっくり休むことが大切です。
市販の風邪薬と一緒に購入したいもの
風邪の時に一番大切なのは自分自身の抵抗力を上げること。
その抵抗力を上げるのにおすすめの商品を一つだけ紹介しておきます。
それはこちらです↓
活蔘28は高麗紅参の中でも特に有効成分の多く含まれる6年根を使用しており、肉体的疲労だけでなく精神的疲労も多い方向けのドリンクです。
主成分のサポニンがホメオスタシスの維持に強く働きかけます。
ホメオスタシスとは生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。引用ホメオスタシス(恒常性)
極端なことをいうと、活蔘28を飲むと体調悪いときには体調が良くなるように働きかけてくれるのです。
そのため風邪などの体調不良時におすすめのドリンクです。
4か月で1万本以上売ったことあるのでおすすめ(^^)
市販薬使用の際の注意点
いくつか紹介させていただきましたが、どれも医薬品になりますので以下の点ご注意ください。
・用法用量を必ず守ること。
・持病をお持ちの方、お薬を飲まれている方は必ず店員もしくはかかりつけの医師に相談すること。
・妊婦さん、授乳中の方も同様に必ず事前に相談すること。
・アレルギー反応が出ることがあるので異常時(発疹など)は必ず受診すること。
市販の風邪薬のおすすめ:まとめ
ドラッグストアなどには風邪薬がたくさん置いてありますが、選ぶ時の助けになりそうでしょうか?
市販の風邪薬の選び方
- 熱が高い風邪→パブロンエースPRO
- 咳がひどい風邪→ストナジェルプラスS
- 鼻水がひどい風邪→エスタックイブNT
- 喉の痛みがひどい風邪→コルゲンコーワIB錠TXα
- こじらせた時→パブロンエースPRO or コルゲンコーワIB錠TXα
風邪薬は症状を抑えるだけで、根本治療ではないので自分の抵抗力もしっかり上げるようにしていきましょう。
おすすめドリンク↓